今年を幸運に過ごすには...？

今年は午年ですが、今回の午は暴れ馬だと言われていますね。

十二支も陰陽五行が割り当てられていて、午は“陽の火”だそうです。

 

陰陽五行とは木火土金水・・・と自然にあるものの原則を、昼の部と夜の部に

分けて考えるものです。ざっくり言うと。

朝から昼へ、夕方から夜になり、夜中から夜明けに・・・というサイクルが陰陽。

 

 

薪木から火が生まれ灰（土）になり、地中から鉱石（金）が生まれそれによって水をろ過したりためることができるようになり、作物を育てることができます。

・・・というサイクルが五行。

 

午の“陽の火”とはそりゃもう熱っつい熱っつい火の性質で、

変化に富み、いろいろ活発にしそうです！

だからちゃんと火の加減を調節しないととても危なっかしい。

 

そこで！です。火を弱めるには水が一番。

という事で、

今年は　　　『　“水の気を高める”事が大事とのこと！！”　』

 

茶道では上の画像のように、炉の灰にあんな模様をひきます。

あれは、八卦の坎（かん）という模様で水の属性を持つものです。

水をかけるわけにはいかないので（＾＾；

火が暴走しないように、とおまじないみたいなものです。

- - が陰で、―― が陽です。あれ、縦にすると水の象形文字なんだとか。

 

風水インテリアでは、

水まわりを徹底的にキレイにすると水の気をアップさせることが出来るんだそうです！トイレ、台所、洗面所、洗濯機、浴室など・・・。

照明を明るくしたり、いつもキレイ整理整頓されていると、暴れ馬を上手に乗り回すことが出来るそうです！！

その他、風水インテリアでは部屋に木火土金水の性質のものをバランスよく置くことが運気アップにつながるそうです！

 

ちなみに１日24時間の間で、陽火の性質を持つのは１２時～１４時の２時間です。季節によって変わりますが、太陽がもっとも高く昇る頃が陽火です。

 

経絡でいうと、太陽小腸経が陽火で、子午流注では12～14時とされていたような気がします。

 

こんな風に身の回りのいろんな事が、東洋医学と結びついているんです！！

考えると面白くて、ついつい夜更かししてしまいます（＾＾；

 

 

さぁ！

炉に坎も描いた！

水まわりもキレイにした！

 

あとはツボですね！！

今年一年のおススメのツボは...

 

　　　　「 飛陽 」（ひよう）

 

です！！

 

陰火の属性を持つ経絡のツボです。

水じゃないんかい！って言われそうですが、ひねってみました。

 

・水が足りないのではなく、火の陰気を使うことで、火を鎮める

・絡穴です。高ぶった気を他へ流したりして平均させます

・名前の通りですが“飛び火”とも読めそうです。飛んだ陽を鎮めるのか、

　陽を飛ばすのか...鍼灸師の考え方で使い方が変わってきます。

・午は脚が強いため暴れると手が付けられないのです。飛陽は脚のツボです。

　ここを鎮めると、午でも大人しくなりそうです

・消化器に良いと云われています。あら、消化器≒消火器！？（笑

などなど・・・

 

 

 

具体的なツボの取り方は次回にまわします！

 

調子乗って書き過ぎです！！

これも午年のせいでしょうか・・・（＾＾；

 

ではまた。