神経障害性疼痛？

 

 

 

先日、新聞に

「神経障害性疼痛」の広告が載っていました！

 

 

 

 

• おしりから足にかけて、しびれて痛い（坐骨神経痛）
• 80％は原因不明といわれている 腰痛
• ヘルニアや骨折などで神経を害しているもの
• 帯状疱疹やその治癒後におこる痛みやしびれ（帯状疱疹後神経痛）
• 顔の痛みやしびれ（三叉神経痛）
• 鎖骨のあたりから腕にかけての痛み、しびれ（胸郭出口症候群）

など、これはコレ！と一概に言うことは出来ないのですが、

何かしら神経が障害されたり、圧迫されたりして起こる症状を

「神経障害性疼痛」といいます。

 

日本神経治療学会、日本緩和医療学会など、色々あり

研究もたくさんされている分野です。

 

もちろん、鍼灸治療も奨励されています！

「　疼痛.jp　」

 

鍼灸では上記のような症状に対応するのは、もはや使命ですし、

得意とするところなので、研究も世界的に行われています！

 

 

私も患者さんを治療するにあたって、このような症状の方をたくさん

みてきました。

 

病院の画像診断で問題ないにも関わらず、ヒザが痛いという患者さんも、

原因が腰だったりします。

 

中々成果が上がらない腰痛の患者さんも、

原因がくびの後ろだったりします。

 

手のしびれの原因が、

肩の背中側だったりします。

 

 

神経の症状はとても不思議です。

人が人である以上、形は多種多様ですが、基本的に作りは一緒です。

症状と検査から推測して、原因をたどっていく作業は大事です。

でも、それだけでは対応できないことの方が多いように思います。

 

鍼灸師はそれをわかっています。その上で、施術をします。

うまくはいえませんが、この“感覚”のようなものは東洋医学でも西洋医学でも霊的なものでもないもの。

 

一つだけいえるのは、

“人が人を人で治療する”からこそのモノであるという事です。

 

 

私も精進すべきところは多いです。

少しでも、痛みやしびれが楽になるよう、日々考えなければなりませんね。