◆　坐骨神経痛とはり灸　◆

おしりからつま先までの足のしびれに関するお悩みを抱えられている方は、坐骨神経痛を招いている可能性があります。こちらでは坐骨神経痛に関する基礎知識をご紹介いたします。リハビリやマッサージを行ってもなかなか症状が良くならないという方は、はり灸の施術を取り入れてみてはいかがでしょうか。

坐骨神経痛とは

私たち人間の体にはたくさんの神経が通っていますが、坐骨神経は一番大きな神経と言われています。1ｍの長さがある坐骨神経は、腰からおしりを通り、太ももの裏から足の指先まで通っています。この神経が圧迫されていたり、炎症を起こしていたりしていると、おしりから足の指先までの下半身にかけて「痛み」と「しびれ」が現れます。この症状を坐骨神経痛と呼ぶのです。

放置は危険

坐骨神経痛の症状は一言でまとめると「痛み」と「しびれ」ですが、症状には個人差があるので自覚がない方もいれば、歩く事が困難になるという方もいらっしゃいます。坐骨神経痛を招く大きな原因として、腰痛を挙げる事ができます。腰痛を根本から治さない事が腰を弱め、そして坐骨神経痛へと繋がるのです。少しでも下半身に違和感がある場合はすぐに専門医を尋ねる事をおすすめします。症状が重くなると、痛みやしびれが足の指先まで広がり、歩行障害や排尿障害に繋がってしまうケースが考えられます。

はり灸の施術で対応できる

はり灸では体のツボに刺激を与えて緊張している筋肉をほぐします。筋肉の緊張がほぐれるという事は、圧迫されていた神経が緩む、炎症を和らげる事ができるという事なのです。そのため、鍼灸院で行っているはり灸は坐骨神経痛にも対応できるという事なのです。